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養徳園60年間のあゆみ

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昭和32年(1957年)

野沢益治(初代理事長兼施設長)が私財をもって創設
児童29名 職員4名でのスタート

・昭和基地設営
・百円硬貨発行

昭和33年(1958年)

社会福祉法人認可
寄付物品は漫画もあった

・一万円札発行
・東京タワー完工

昭和34年 (1959年)

TVの寄付 初めての画像に大歓声

・皇太子(今上天皇)御成婚
・伊勢湾台風

昭和35年(1960年)

・テレビ本放送開始

昭和36年(1961年)

・有人宇宙衛星打ち上げ

昭和37年(1962年)

児童福祉施設卓球大会 2年連続優勝
毎晩8時頃から、卓球の個人指導が行われていた

全国養護施設協議会から、全社協養護施設協議会に改まる

昭和38年(1963年)

・厚生省「児童福祉白書」を発表
・緑のハンカチ運動で施設の実態を訴える
・伊藤博文新千円札

昭和39年(1964年)

・「児童局」が「児童家庭局」に改められる
・東京オリンピック
・東海道新幹線開業

昭和40年(1965年)

・母子保健法制定

昭和41年(1966年)

まだ、高校進学への道は開かれてなく、
中学校を卒業すると、全員社会に旅立った

昭和42年(1967年)

・日本の人口1億人突破

昭和43年 (1968年)

初めての運動会。
町の婦人会、商工会の方々のボランティアによって実施された

・厚生省「支弁定員払制」の白紙撤回
・国際人権年。人権集会開催(10年続く)
・全国高校進学率79.4 %

昭和44年(1969年)

・東名高速道路全通
・アポロ11号月面着陸

昭和45年(1970年)

・季刊「児童養護」発刊(現在に至る)
・歩行者天国実施
・大阪万博

昭和46年(1971年)

・厚生省の「開差是正」措置に反対する
・日清食品カップヌードル新発売

昭和47年 (1972年)

日本自転車振興会公益事業補助金により
本館改築(昭和47年〜48年)
〈鉄筋2階建て、水洗トイレ完備〉

昭和48年(1973年)

・警察官による交通指導が行われていた
・措置費の中に「特別育成費」が予算化される

昭和49年(1974年)

・日本全体で高校進学率90%超える

昭和50年(1975年)

・沖縄海洋博

昭和51年(1976年)

・職員配置基準が6:1に改定

昭和52年(1977年)

全養「作文集 泣くものか」発刊

・学習指導要領改定
・コロコロコミック創刊

昭和53年(1978年)

「泣くものかー子どもの人権10年の証言」が
「毎日出版文化省」受章

昭和54年(1979年)

暖房設備工事完了(昭和54年10月30日)

・国際児童年。親権問題を提起す

昭和55年(1980年)

初めての高校生が在籍する

・真岡一万人プール
・地域交流ファイヤー開催

昭和56年(1981年)

日本船舶振興会助成金により
生活指導室新築(昭和57年1月26日)
町の居合道教室に開放し、現在まで続いている
(現施設長が里帰り)


●生活習慣を身につける…しつけ
●心情を陶治する…感情を豊かに養う
●判断力を養う…是非善悪、 正邪直曲の判断力

〈生活指導目標〉
①明るい子 ②がんばる子 ③正直な子
④責任感のある子 ⑤あいさつのできる子

昭和57年 (1982年)

・五百円硬貨発行
・テレホンカード登場


●生活習慣を身につける…しつけ
●心情を陶治する…感情を豊かに養う
●判断力を養う…是非善悪、 正邪直曲の判断力

〈生活指導目標〉
①明るい子 ②がんばる子 ③正直な子
④責任感のある子 ⑤あいさつのできる子

昭和58年 (1983年)

・国家予算ゼロシーリング
・県単補助金1割カット


●生活習慣を身につける…しつけ
●心情を陶治する…感情を豊かに養う
●判断力を養う…是非善悪、 正邪直曲の判断力

〈生活指導目標〉
①明るい子 ②がんばる子 ③正直な子
④責任感のある子 ⑤あいさつのできる子

昭和59年 (1984年)

スポーツ大会

・国家予算ゼロシーリング
・県単補助金1割カット


●生活習慣を身につける…しつけ
●心情を陶治する…感情を豊かに養う
●判断力を養う…是非善悪、 正邪直曲の判断力

〈生活指導目標〉
①明るい子 ②がんばる子 ③正直な子
④責任感のある子 ⑤あいさつのできる子

昭和60年 (1985年)

地域交流 凧作り


●生活習慣を身につける…しつけ
●心情を陶治する…感情を豊かに養う
●判断力を養う…是非善悪、 正邪直曲の判断力

〈生活指導目標〉
①明るい子 ②がんばる子 ③正直な子
④責任感のある子 ⑤あいさつのできる子

昭和61年 (1986年)

・東北自動車全通
・ドラゴンクエスト発売

昭和62年 (1987年)

創立30周年を記念して初めての一泊旅行
(東京ディズニーランド)


●生活習慣を身につける…しつけ
●心情を陶治する…感情を豊かに養う
●判断力を養う…是非善悪、 正邪直曲の判断力

〈生活指導目標〉
①明るい子 ②がんばる子 ③正直な子
④責任感のある子 ⑤あいさつのできる子

昭和63年 (1988年)

野沢益治理事長
勲五等瑞宝章受章

平成元年 (1989年)

県内8養護施設の内、4施設が暫定定員となる

調理室の改装

特別指導員の採用

ワゴン車購入


●在園児童の確保
●問題行動児童の指導強化
●高校進学率の向上
(全理事長夫妻の見送りで巣立つ)

平成2年 (1990年)

小運動会開催

暫定定員36名

幼稚園1年保育で入園
(全職員と子どもたち)


〈生活援助指導の3つの柱〉
①挨拶のできる子 ②約束を守れる子 ③弱いものをいたわる子
●職員の研鑽 ●指導方法の研究 ●指導の一貫性 ●指導計画の見直し

平成3年 (1991年)

前の道路拡張のため、フェンス、鉄棒を新しくする

自転車小屋設置

暫定定員36名
(外での花見は…4月上旬)


〈生活援助指導の3つの柱〉
①挨拶のできる子 ②約束を守れる子 ③弱いものをいたわる子
●職員の研鑽 ●指導方法の研究 ●指導の一貫性 ●指導計画の見直し

平成4年 (1992年)

日本自転車振興会公益事業補助金により調理室、食堂改築

きつれ川幼稚園1年保育で入園

暫定定員30名
(食堂が完成)


〈生活援助指導の3つの柱〉
①挨拶のできる子 ②約束を守れる子 ③弱いものをいたわる子
●職員の研鑽 ●指導方法の研究 ●指導の一貫性 ●指導計画の見直し

平成5年 (1993年)

衛生の日、避難訓練を月1回定める

暫定定員22名


〈生活援助指導の3つの柱〉
①挨拶のできる子 ②約束を守れる子 ③弱いものをいたわる子
●職員の研鑽 ●指導方法の研究 ●指導の一貫性 ●指導計画の見直し

平成6年 (1994年)

暫定定員29名

幼稚園2年保育で入園

エンゼルプラン

平成7年 (1995年)

福田雅章、施設長(二代目)就任

毎年、夏休み一泊旅行に行くようになる

暫定定員36名

平成8年 (1996年)

「星の家」設立に向けた有志による初会合

平成9年 (1997年)

児童福祉施設スポーツ大会 サッカー大会(11年ぶりの優勝)

屋根改修工事

創立40周年記念式典開催

(創立40周年記念誌)

「養護施設」から「児童養護施設」に改称

自立支援を法に規定


●養護施設入所児童 早期家庭復帰促進事業
●職員の専門性の向上…カウンセリング研修の職員派遣 他
●学習指導の強化…公文式教育の導入
 学習ボランティアによる指導

〈生活援助指導の3つの柱〉
①挨拶のできる子 ②約束を守れる子 ③ 弱いものをいたわる子
●指導の一貫性

平成10年 (1998年)

長野オリンピック開幕

児童福祉法改正

黒磯北中女性教師刺殺事件

星の家第1回チャリティーコンサート

平成11年 (1999年)

分園型自活訓練事業

第1回星の家まつり

平成12年 (2000年)

野沢浩尉、理事長(二代目)就任
苦情解決導入
被虐待児の心理治療事業

・「児童虐待の防止等に関する法律」議員立法で成立
・シドニーオリンピック開幕


●被虐待児への治療的アプローチ ●学習指導の充実
●園内保育の充実 ●ボランティアの有効活用 ●自立支援の促進

平成13年 (2001年)

ゲーム大会の導入
グループ旅行実施

・アメリカ同時多発テロ事件発生


●園内保育の充実 ●学習指導の強化 ●被虐待児への治療的アプローチ
●ボランティアの有効活用 ●社会生活技能の習得

平成14年 (2002年)

施設内クラブ活動の実施

支援団体との交流

細岡美紗短期大学合格

(カレンダー作り)


・DV防止法が全面施行


●被虐待児の治療的アプローチ ●家庭生活体験事業 ●学習指導の充実
●園内保育の充実 ●ボランティアの有効活用 (生き物クラブ)

平成15年 (2003年)

大学進学助成基金の創設

改築資金の確保

第三者評価試行調査(県内初)

職員の呼称「先生」を廃止

子どもの名前の呼び捨てについて議論


●被虐待児の治療的アプローチ ●家庭生活体験事業 ●学習指導の充実
●性教育の充実 ●園内保育の充実 ●ボランティアの有効活用

平成16年 (2004年)

プレハブに引っ越し

新築工事開始

小規模ケアの実施

(新園舎工事)


・新潟中越地震発生

・小山市兄弟誘拐殺人事件


●被虐待児の治療的アプローチ ●援助マニュアルの作成
●性教育の充実 ●学習指導の充実 ●園内保育の充実
●ボランティアの有効活用

平成17年 (2005年)

国庫及び県補助等により本館新築

ユニット性の導入

看護師・栄養士の導入

(竣工式)


・児童福祉施設最低基準の改正


●被虐待児の治療的アプローチ ●援助マニュアルの作成
●性教育の充実 ●学習指導の充実 ●園内保育の充実
●ボランティアの有効活用

平成18年 (2006年)

第三者評価の受審

(第三者評価)


●被虐待児の治療的アプローチ ●援助マニュアルの作成
●性教育の充実(“性”的な危機管理マニュアル作成) ●学習指導の充実
●園内保育の充実 ●ボランティアの有効活用

平成19年 (2007年)

創立50周年

児童養護施設氏家養護園開設の民間移管に伴い、さくら市より運営を引き継ぐ

(氏家養護園リーフレット)


・熊本県慈恵病院、赤ちゃんポスト開始


●被虐待児の治療的アプローチ ● 職員間の連携の強化
● 園内保育・学習指導の充実 ● 里親との連携 ● 性教育の実施
● ボランティアの有効活用

平成20年 (2008年)

定員50人

地域小規模施設「オアシス」開設

ホームページの開設

施設機能の地域の拡充(宇都宮市と契約)


・改正児童福祉公布


●虐待児の治療的アプローチ ●リービングケアの強化
●園内保育・学習指導の充実 ●里親及びホームステイとの連携
●性教育の実施 ●ボランティアの有効活用

平成21年 (2009年)

第三者評価の受審

法人内研修の実施

3年保育幼稚園入園

(援助マニュアル)


●被虐待児の治療的アプローチ ●リービングケアの強化
●学習指導の充実 ●性教育の実施 ●小規模ケアにおけるグループワーク

平成22年 (2010年)

地域小規模施設「野辺山の家」開設

職務分担「委員会」発足

タイガーマスク運動がおこる


●被虐待児の治療的アプローチ ●リービングケアの強化
●学習指導の充実 ●性教育の実施 ●権利擁護の徹底
●小規模ケアにおけるグループワーク

平成23年 (2011年)

成人式助成金による成人式

・東日本大震災発生


●被虐待児の治療的アプローチ ●リービングケアの強化
●学習指導の充実 ●性教育の実施 ●権利擁護の徹底
●小規模ケアにおけるグループワーク

平成24年 (2012年)

"里親交流事業実施

(第1回里親交流会 キャンプ)


●被虐待児の治療的アプローチ ●リービングケアの強化
●学習指導の充実 ●性教育の実施 ●権利擁護の徹底
●小規模ケアにおけるグループワーク

平成25年 (2013年)

グループホーム「なのはな」開設

つるしびな製作開始


●被虐待児の治療的アプローチ
●職業指導、リービングケア及びアフターケアの強化
●学習指導の充実 ●性教育の実施
●施設養護におけるソーシャルワークの充実
●育ちアルバム及び(自己)研鎖ノートの実践

平成26年 (2014年)

ファミリーホーム支援

「はなの家」開設

「子どもの貧困対策法」成立


●被虐待児の治療的アプローチ
●職業指導、リービングケア及びアフターケアの強化
●学習指導の充実 ●性教育の実施
●施設養護におけるソーシャルワークの充実
●育ちアルバム及び(自己)研鎖ノートの実践

平成27年 (2015年)

児童家庭支援センター「ちゅうりっぷ」開設

グループホーム「福田ホーム」開設


●被虐待児の治療的アプローチ
●職業指導、リービングケア及びアフターケアの強化
●学習指導の充実 ●性教育の実施
●施設養護におけるソーシャルワークの充実
●里親委託の推進

平成28年 (2016年)

・熊本地震発生


●性的問題の対応 ●被虐待児の治療的アプローチ
●職業指導、リービングケア及びアフターケアの強化
●学習指導の充実 ●性教育の実施
●施設養護におけるソーシャルワークの充実
●里親委託の推進

平成29年 (2017年)

創立60周年


●生い立ちの整理と育ちアルバムの実践
●性的問題の対応 ●被虐待児の治療的アプローチ
●職業指導、リービングケア及びアフターケアの強化
●学習指導の充実 ●施設養護におけるソーシャルワークの充実
●里親委託の推進


養徳園の歌.jpg


1.
平和の里の喜連川 よどまぬ流れ内川や

いつも変わらぬ男体の けだかき姿ながめつつ

吹上丘の赤い屋根 これが我らの養徳園


2.
桜花咲く新道や 秋はもみじのお城山

四季は変われど変わらずに 今日もなるなる愛の鐘

吹上丘の赤い屋根 これが我らの養徳園


3.
社会のめぐみ身に受けて 徳を養い智をみがき

愛と情けにいだかれて 社会に巣立つその日まで

吹上丘の赤い屋根 これが我らの養徳園

すべての子供たちの権利擁護と
健全育成をめざして

栃木県さくら市喜連川1025
TEL.028-686-2239
FAX.028-686-2595

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